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​親子の対話セッションとは

<出来たきっかけ>
長女が不登校を経験していた時、彼女の考え=将来の希望・不安や悩みを聞きたくて、彼女が話す事を私が書き取り図式にしていました。

その図を元に、彼女が考えている事を一緒に眺めて、寄り添う事で彼女も自分の考えを客観的に見る事ができ、会話がとてもしやすかったという経験をしました。

そんな出来事から生まれ、改良して出来あがったやり方が親子の対話セッションです。

 

<得られる効果>
対話を続けていくと、対立関係から協力へと変化していく事を実感しました。
子ども達の考えを理解すると、自然と応援する姿勢になっていきます。
そんな姿勢は、お互いの中に信頼と尊重が育まれ絆が深まると感じます。

このセッションは、頭の中にある考えを整理していくので終わった後頭がクリアーになり、心が落ち着くという効果もありました。

自分の心が落ち着くと、人の話を聞く事が簡単になると実感していくと思います。

子ども達の未来の方向は、彼らの考えの中にあると私は感じています。

親の役割は、その考えを共有し、目標に自分で辿り着けるようにサポートする事だと思っています。
そんな親子のやり取りが家庭内に増える事を私は意図しています。

一緒にセッションを楽しみましょう🎶

​ストーリー

3人の子どもを出産した頃から、彼らを育てるのに自分のキャパを超えている事を感じていました。
もっと可能性を伸ばす関わりをしたいのに、そう出来ず、イライラして怒りながら話したり、何かを伝える時も命令する自分に疑問を感じていました。

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私の実家はルールに厳しい家で、頭ごなしに朝起きる時間や食事・生活態度など、こうしなさい!と決めらる事が多く、とても窮屈な思いをしていました。

「私は今日の朝パンが食べたい!」と思い切って言った事があるのですが、それはわがままだと言われ、家から閉め出されました。
(今なら分かります。私が食事に対して感謝の気持ちがなく訴えた事が、原因であるというのが。)

だんだん私は自分の気持ちを伝えたいのに、伝えるのが怖くて、親の顔色を伺いながら話すようになっていきました。

そして自分が子育てをしてみて、子ども達は自分の思い思いの事を言う、現実に日々向き合います。
言いたい事を言うのは許されないと思っていた私ですので、聞いてあげたいが、聞いてあげる事が出来ず最後には、「こうしなさい!」と私のルールを彼らに押し付けていました。

自分が嫌だと思っていた事を、自分の子どもにしている。
どうしてそうなってしまうのか、とても悩み様々な育児書・脳に関する本などを読みました。
言っている事はわかり、やり方も本によっては書いてありますが、どうしてもそう出来ず悶々としていました。

そんな中、次女が3歳の頃カラー・アチーブメントというセッションを受けた先生からこんな事を言われました。
「それは親子の連鎖だから、あなたで断ち切れるのよ。アバター®コースは意図的に信念を創ったり、消したりする事で現実を変えていけます。」

自分の中で、どうしても出てくる様々な思いを私は感じていたので、それを消す事が出来たら子ども達の可能性をもっと伸ばせる母親になれるかもしてない。と感じたのです。

子ども達の態度や行動を変えるのではなく、自分の思い(信念)を変えることで現実を変化たくて、2007年6月私はアバター®コースを受講するためにアメリカへいきました。

そして次の上級コースに進みライセンスを取得して、子育てをしながらアバター®コースを教える事を始めました。

長女は中学生になり、お友達との意見の不一致から不登校を経験するようになりました。
彼女はその時学校には行きたくないが、将来のビジョンは何となく感じているようでした。

でも学校に行かせようと、躍起になる私がいました。
そんな私が彼女に関わり言葉をかけても、心は開いてくれません。

その後長女は、私立中学をやめて地元の公立中学に籍をおきましたが通う事はできませんでした。
2年生になって、不登校の子が通う相談学級に籍をおき、少しづつ行けるようになってきました。
そして彼女の希望は、普通高校への進学でしたので、受験を見据えて3年の時普通学級に移りました。

第一志望ではありませんでしたが、私立高校に入学する事が出来ました。
しかしすぐに行けなくなってしまい、6月に辞めました。
そこからは閉じこもる生活が続き、精神的にとても辛かったと思います。

彼女が何を考え、今はどんな状況だとしても将来をどんな風にしたいと思っているのか。
それにはどんな不安を感じているのか知りたくて、考えを聞きながら図式にするという事をこの頃やっていました。

図にしながら話を聞いていると、私の考えを娘に押し付ける事をしなくなり、興味を持って彼女の話が聞けるという経験をしました。

高校はもう一度受験をして、都立の単位制高校に入学しました。
ここでは文化祭実行委員長となり、中学の時に思い描いていた学校生活を送る事ができ、自信を取り戻す機会にもなりました。

高校を3年で卒業し大学受験をしましたが上手くいかず、将来の方向性をもう一度考え直す機会にぶち当たりました。
そんな時、長男も大学受験に失敗して2人で絶望感の真っ只中、主人からマレーシアの大学は日本の高校を卒業していたら入学できるみたい。と伝えられました。

2人とも英語はマスターしたいと考えていたので、2人だけでエージェントの助けを得ながらマレーシアの大学を見学しに行きました。

それぞれ別の大学を希望して、長女はビジネス、長男は心理学を専攻しました。

現在長女は26歳になり、マレーシアの大学を卒業。お菓子メーカーのグローバル部門に就職が決まり、アジアと日本を行き来する予定です。

長男は物静かで、小さい頃からとても優しい子でした。
淡々と物事をこなし、学校をお休みする事は時々ありましたが、また戻るという感じで高校まで進んでいきました。

17歳の時ストレングス・ファインダーという自分の強みを見つける診断をした所、彼の強みは「内省」が1番と出ました。

私はそれを見た時、とてもびっくりしました。
自分の内側を見つめるという資質が、強みになるんだー!と思ったのです。

幼稚園の時よくクラスの男の子達を家に呼ぶ機会を私は作っていました。
そんな時も、彼はあまりお友達と遊びませんでした。
私の頭の中には、男の子は元気にお友達と遊ぶもの!という考えしかなかったので、彼の特徴に寄り添った関わりができていなかった事を、強みを聞いて理解しました。

淡々とこなす彼ですが、大学受験に失敗した時はさすがに大きな落胆を感じていました。
あんなに落ち込んだ彼をみたのは初めてでした。

そこからマレーシアの大学を選択して、現地での生活や勉強についていく事など、最初はとても大変だったと言っていました。
それでも周りの人の助けを得ながら、一つ一つ自分の力で切り抜けた事は、彼を大きく成長させたと思います。

心から信頼できるお友達も出来て、卒業する頃の彼は、人と話す事をとても楽しみ、親身に人の話を聞く態度を身につけていました。

現在は25歳になり、マレーシアの大学で心理学を学んだ後、カウンセラーになるためオーストラリアの大学院で学んでいます。

次女は公立中学を卒業後、英語を習得したいと考え都立の英語を強化する学校に入学しました。
でも自分の思い描く勉強方法でなかったため、だんだん行く事が困難になっていきました。
無理せずその年の9月、昼間の定時制高校の編入試験を受けて合格し、無事に編入する事が出来ました。
そして卒業後は、デザインを学びたいと大学に進学しました。

大学の授業は楽しそうで、仲良しの子もできて順風満帆に見えましたが、2年の夏頃違和感を感じ始めて休学となりました。

休んでいる間に、オーストラリアと韓国に短期留学をして将来の道を模索してました。
1年半休学後、海外でデザインを学びたいという目標が定まり、マレーシアでデザインの大学に入り直すため、今準備をしています。

彼女の夢は小さい頃から、アメリカに住むことでした。
マレーシアのデザイン大学は、アメリカのアニメーション会社へ就職する人がいるとの事。
夢を実現できるチャンスが出てきた事に、とても驚いています。

私はこれから、私の子ども達と一緒に歩んできた経験を、将来の道を模索しているお子さんや親御さんのために生かしたいと思い、「親子の対話」セッションを立ち上げました。

子ども達と歩んだ26年間は、私にたくさんの成長する機会を与えてくれました。
人生がとても豊かになり、家庭の中が楽しく、親子というより今はチームとなっています。

心が豊かに過ごせる家庭を増やすサポートを、これからは私の使命と感じ活動しようと思っています。

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